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釣りテクニック
2014年08月04日(月) 

「スズキ、チヌの夜釣り!おススメ、涼夜釣行ですよ!」

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スズキの夜釣り!おススメ涼夜釣行!

30度を超える熱い夏、昼間の釣りはかなり辛いですが、夜になると気温も下がりますので、夕涼みがてら竿を出してみてはいかがでしょうか。

半夜釣りは涼しいだけでなく、大型のスズキやチヌも昼間にくらべて警戒心が薄くなることもメリットです。ハリスを太くして狙えるのでバラシの確率も減りますよ!またこの時期のスズキは活性も高く、強烈な引きで最後まで楽しませてくれます。

西宮近辺では足場のよい西宮石畳での電気ウキ釣りがおススメです。
「浅いところは大きな魚は釣れないでしょう?」という質問をお客さんからよく受けますが、スズキやチヌにかかわらず、魚は浅瀬で捕食することが多いですので、警戒心が薄くなった大型が石畳のキワで釣れる実績があります。西宮ケーソンなどの防波堤でも夜釣りでは、1ヒロから1.5ヒロで釣果が出ます。

感度のいい捧ウキタイプがお勧め!!

ph_technique05_01基本的な道具ですが、竿は磯竿1.5~2号クラス、リールは一般的にはスピニングリールの2000~4000番、3号ライン100~150mを巻けるタイプのものを使用します。

電気ウキは、感度を優先して捧ウキをおすすめします。魚がエサを食べたときに違和感が少なくアタリが鮮明にわかるように、ソリッドトップで3灯式とか5灯式の高感度ウキを選びます。

ハリスは1.5~2号、大物狙いでは3号を使用することもあります。

ハリはチヌ針の2号針程度を使いますが、エビ撒き釣りで使い慣れているハリを使ってもいいと思います。

【必釣テクニック!】エサにも工夫を!!

ph_technique05_02エサは、値段もお手ごろなアオイソメを使います。アオイソメを 針に刺す時に、コツが有ります。アオイソメは10~15センチぐらいのものを選び、頭から下2センチほどにチョン掛けします。頭に刺すとすぐに弱ってしまいます。その後、爪やハサミなどで、3箇所程度アオイソメの体に切り込みを入れます。こうすることで、アオイソメの体液がにじみ出て、ニオイが広がり集魚効果を期待できます。しかし、切れ目を入れる分エサが早く弱りますので、5分を目途にエサの交換をお勧めします。エサのチェックは小まめに行いましょう。

タモは肩からかけられるように肩ひもが付いたものを選びましょう。両手が使えるため便利です。

ライトは頭にセットできるタイプですね。最近はLEDで明るく電池も長持ちするタイプのものがたくさん出ていますので、古いものを使用の方はこの機会に新調されてみてはいかがでしょうか。

針やおもりなどの小物はフィッシングベストやウエストポーチに収納します。この釣りは同じ場所に座って釣るのではなく、コマメにポイントを変え移動しながら誘いをかけるため、このようなスタイルになります。

誘い方!!

ph_technique05_03石畳では竿下から少し前を流しますが、棚は底すれすれを流した方がアタリが良く出ます。竿下では1.5~2m程度ですね。石畳では遠くを誘う必要はありません。むしろ水際から2~4mが狙い目です。 竿を振り出し、潮に乗せて誘いを掛けていきます。潮の上げ下げがあるので、小まめにに棚を調整することも重要です。

ウキを、投入して、仕掛けが馴染めば横に30~50cm程、誘いを掛けます、これを歩きながら続けます。

DSC02750風向きや、潮の流れによってオモリやウキの工夫をすることも釣果アップにつながります。噛み潰しオモリの小~2号程度のサイズを何種類か用意しておき、ハリスの真ん中アタリに打ち込むこともひとつの方法です。

潮が早くなると長いウキは誘いをかけにくくなるので、小さなウキを使用します、同時に重要なのが水中ウキです。 水中ウキを使う利点は、潮にエサを乗せやすくし、水中での仕掛けが安定することにあります。必釣テクニックですね。
例えば、道糸が風によってひっぱられたとしても、水中ウキがあれば必要以上にエサが浮き上がるのを防ぐ効果があります。 ただし水中ウキも、潮の抵抗を受けやすいものと、潮の抵抗を逃がすものタイプがありますので、うまく使い分けるようにしてください。
一般的に、流線型・ナミダ型の水中ウキは抵抗がすくなく、パラシュート形・ひょうたん型などは抵抗が大きいとされています。

 

早合わせは禁物!溜めて溜めて!

エサがアオイソメですので早合わせは禁物です。長いエサですので、針にかからず素針を引いてしまうことも多々あります。ウキが沈み、光が水中でにじんだ状態になった時に思わず反応してしまいますが、そこをぐっと我慢して溜めて溜めて、そろそろかなと思った時に少し竿先で聞き合わせをしてみます。軽く竿先を引っ張る感じですね。そこでグググっ!と竿先が入ったら、しっかり合わせます!!強烈な引きでもハリスを太目にしていますので、そう簡単にはバラすことはないでしょう!

 

夏の風物詩ともいえる、夜釣りの大物狙い、チャレンジしてみてください。

この時期は蚊もたくさん飛んでいますので、虫よけ対策もわすれないようにしてくださいね!

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